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【/moose/のフライアン】キャンプの鉄フライパンはこれで決まり!シーズニング方法を公開

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わーいわーい、買ったぜフライパン!

その名も『フライアン』、mooseってブランドが出してる鉄板です。

鉄板?いえ、鉄板のようなフライパン。

 

鉄で作られた調理器具は初めて使う際、シーズニングという作業が必要になります。今回はフライアンの開封の儀とシーズニング方法について書いていきます。

みんな、付き合ってくれろー!

マジでおすすめ!/moose/のフライアン

そもそもmooseってなんだ?

あまり聞きなれない名前かもしれませんが、ネットではじわじわと人気が出てるメーカーです。ガレージブランドってやつですね、少数生産で質のいいアイテムを生産してる小規模なメーカーです。

 

そのmooseの出してるフライパンが『フライアン』

僕は鉄フライパンを買いたくて、悩みぬいた末に選んだフライパンです。カッコいいんだよ、重さからビジュアルからもう全てが愛おしいw

例えるならー、、、

 

それは剣というにはあまりにも大きすぎた

大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた

それは正に鉄塊だった

 

ベルセルク 1 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルクの主人公が鉄板のような剣を持つかのように、僕も鉄板のような鉄板を持って戦うのです!

 

ん?鉄板のような鉄板?

 

まんまか!w

 

つわものたちが夢の跡・・・

 

www.taiyaki-oyako.com

鉄フライパンの考察と買うまでの流れはこちらに記載。

 

フライアンの開封の儀

僕はAmazonで購入しました。

Amazonとヤフーショッピングで買えるようです。楽天では売ってないようですね。

ダンボールに梱包され、中にはズッシリとした袋が。

 

フライアンの説明書と袋です。

(この説明書と袋はもうどこかへ消えてしまったのはここだけの話...)

 

<フライアンの特徴>
  • 最初は取っ手が付属してない
  • 自分で枝を探して取っ手に固定する
  • 鉄板のようなフライパン

取っ手が付属してないので不便に思えますが、用意できないならペンチで挟みましょう。菜箸で持とうとすると折れました・・・危ないので決して菜箸や素手で持とうとしないこと(^_^;)

 

うーん、サイズをうまく伝えれない。。。

18cm x 18cmのサイズで、調理エリアは14cm x 14cmです。

つまり・・・えーっとね、

二千円の大きなステーキを焼くと少しはみ出ちゃうくらいの大きさです!

(実際のサイズ感については後述)

 

6mmワイド仕様はかなり重い!

出したばかりのフライアン。

サビ止めコーティングされてることがわかると思います。これを洗剤で洗っちゃいましょう。鉄板に洗剤はご法度と考える人もいますがメンテをしっかり行えば錆びることはありません。

 

鉄フライパンのシーズニング方法

鉄製の調理器具は初めて使う時はシーズニングという作業が必要になります。シーズニングの方法を簡単に書くとこんな手順。

  1. 表面のサビ止め塗装を洗い流す
  2. 火でガンガン熱する
  3. 熱いうちにオリーブオイルを塗る
  4. いらない野菜を炒める
  5. フライパンを洗う
  6. 火でガンガン熱して乾燥
  7. 熱いうちにオリーブオイルを塗る

 

これは最初の開封後にする作業です。

1時間〜2時間ほどかかるので、時間に余裕のある時に行いましょう。

 

まずはコーティングを取ります。

台所洗剤でゴシゴシいきましょう。

鉄で超重いっす。

うっかり落とすと哺乳瓶を割ってしまうので緊張感ありやんす。

慎重にゴシゴシしましょう。

 

洗い終えたら火にかけて水分を飛ばします。拭いてからでも良いですが、僕は面倒くさがりなので濡れたまま火にかけます。

 

フライアンの良さはこの鉄の厚みです。

ステーキを焼いて感じましたが、この厚みのおかげで外側カリッと中は柔らかく焼くことができます。蓄熱のパワーが凄かったです。

 

水分が吹っ飛んだあと、フライアンが高熱になり色が白っぽくなります。

側面や折り目など全てが白っぽくなるよう火にかけます。

 

しっかり熱しましょう。

白い煙がでるまでガンガンに焼きます。

火傷に注意ですぞ。

 

熱した後、オリーブオイルを塗ります。

僕は全体的に塗ってますが、この後火にかけるので裏面の油は吹き飛んでるかもしれませんね。

 

<オリーブオイルを選ぶ理由>

塩分のない油を塗りましょう。ダッチオーブンなどの鋼鉄製品には植物性オイルがピッタリで、中でもオリーブオイルがオススメです。

熱した鋼鉄製品にオリーブオイルをなじませながら育て上げる、RPGでキャラを育てるような楽しさが鋼鉄製品にはあるのです。面白いですぞ〜。

 

油を塗り終わりました。

ムラになってるのはあまり気にせずに。この後はクズ野菜の調理に入ります。不要な野菜を炒めることで鉄臭さを取りつつ油を鉄板に馴染ませていきます。

 

すでに黒々と育ってます!

こうして黒サビを付着させることが大切で、サビに強い最強の鉄フライパンへと育っていきます。

 

クズ野菜はネギなど匂いのキツイ野菜が推奨されますが、正直なんでも良いと思います。僕はたまたま冷蔵庫にあった古いピーマンを使用。

ダッチオーブンの時は古いキャベツや人参など使ってましたが、とりあえず捨てる野菜ならなんでも良いでしょう。

 

換気扇は強で!

ガンガンに熱して炒めるので煙がかなり出ます。

ピーマンがもう焦げ焦げでフライパンも汚れてきてます。

が、あとで洗うので気にしません。

 

はい、クズ野菜を捨てて熱が冷めたら洗いましょう。

その後はまた熱して、水分を吹っ飛ばしてからオリーブオイルを塗ります。落とさないよう気をつけながら全体的にオイルを伸ばしていきましょう。

冷めたら好きな場所に保管です。

 

ちなみにステーキを焼くと炎がすごくて面白かったです。

フライアンの保管方法について

鋼鉄製品でやっかいな事がサビです。

これまで何度ダッチオーブンを錆びさせてきたことか。なので保管場所には気をつけましょう。

 

<鋼鉄製品にふさわしい保管場所>

  • 風通しがよい
  • 湿気が少ない
  • 他の物と極力触れない

湿気がこもる場所に置くと赤サビが出ちゃいます。がっつり洗うハメになるので、シーズニングを1からやり直しと考えてください。

ただ、慣れれば簡単なので悲観するほどのものではありません。また育てるのが楽しくなってくれば一人前のアウトドアマンですw

 

「他の物と極力触れない」というのは、違う材質(ステンレスと鉄)同士が触れ合ったままにしておくとサビが発生してきます。なのでステンレスの棚に置くのなら間に割り箸を挟むとか、ダンボールの切れ端を挟むなど気をつけましょう。

 

日常的に使うのならそこまで神経質にならなくてもOKです。

可能なら毎日使って鍛えてあげましょう、そうすることで簡単に錆びないフライパンに育ちます。

 

恥ずかしいですが僕の失敗がこれ

やってしまいました(^_^;)

台所の片付いてない箇所からダッチオーブンを発見。

ショック!赤サビだらけだ〜〜〜!

以前はダッチオーブンの中がカビだらけでしたが今回はセーフw 急いで蓋の赤サビを取ります。スチールタワシで擦るのでシーズニングもやり直し。。。

 

面倒なのでダッチの蓋全体をこすります。

育て上げた黒サビも取る勢いで。こうやって何回もリセットできるのが鋼鉄製品の良いとろろでもありますね。そんな手間も楽しいんです笑

 

コンロに蓋を置いて熱してる光景。

蓋周囲にはまだ水が溜まってますが、じきに沸騰して水分が飛びます。その後はオリーブオイルを塗り、錆びないようコーティングして風通しのよい場所に放置です。

 

もう1つの失敗エピソード

ダッチオーブンなどの鋼鉄製品ですが、火にかけて高音にすれば良いというわけでもありません。過去に失敗した話ですが、U字溝で炎をガンガンに焚きあげて遊んでた時のこと。

その業火にダッチオーブンを突っ込めば鍛えれるんじゃね?と炎の中へダッチオーブンを投入し燃やしたのですが、出てきたのは茶色く変色した姿。

調べたところ、中に染み込んでた油がすべて蒸発し、鉄本来の姿になってしまったとのこと。これまで育て上げたブラックポッドが一瞬でパーに。。。

 

このように鋼鉄製品は燃やすほど黒サビが生まれて成長するのではなく、ほどほどに熱して油を馴染ませる事が大切ってことです。

このあたりの話はいずれ漫画にでもしましょう。

 

ステーキがとにかく美味い!

晩御飯に安いステーキをよく焼くのですが、ふっくら焼けるのでとにかく美味い!通常のフライパンより厚みがあるので、蓄熱性が高いおかげで安物ステーキでも極上の美味さ。

ちなみにスパイスはこちらの物を使用してます。

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フライアンは分厚い鉄板で作られてるので、鉄板のメリットがそのまま生かされてるのが良いですね。

 

肉を美味しく焼ける、不要な水分がすぐに蒸発するのでパリッと焼ける、そのくせ中は柔らかくジューシーに。デメリットは重いだけw

なので、他人が持ってない道具を探してる方、カッコいい鉄フライパンを探してる方に超オススメです。

以上、隊長でした。ほんだば!

 

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