高尾山から城山までが前回。
outdoor-kanazawa.hatenablog.jp
今回は城山から陣馬山、そして地獄の下山。
▼前回
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城山茶屋で普通サイズのかき氷を頼んだのに巨大なかき氷が出てきた。
隊長「ん、これって、普通サイズですか?」
店員「そうだよ、それで普通」
なん、だと・・・。
その後
しまった、なめこ汁ばかり進んでしまう。
醤油で味付けされたなめこ汁(250円)は登山で疲れた体のすみずみに吸収されていく。
ヌルっとしたナメコがこんなに美味しいとは。
スマホでナメコゲーしてる場合じゃないぞ若者よ、次の日曜は君も山へLet's Goだ。Goだ。Goヒロミだ。
今後の事を考えてかき氷は残した。
それにしてもここはいいロケーションだ。
まるで緑の天井と、
広い空間と、
なんだあれ?
あぁ、これが出ると噂の天狗なのか。
シワシワじゃぁ~。
景色は相変わらず曇り空。
僕の心はいつだって曇り空。
注文した反対側にもお店ありました。
同じメニューに見える。
こちらは春美茶屋というのか。
ふむふむ、僕の注文した方は城山茶屋。
城山茶屋の方が目立ちますね。名前も名前なだけに。
これいいんじゃない?
山で見つけるコンパだそうな。
ふむ。実際これいいんだよ。
彼氏彼女ほしい人は、登山サークルみたいなものに入ったらいいよ。
うちのチームでも惚れたはれたがありました。
こないだ書いたコンパBBQ100回の男メンバー何人かが親睦深まった結果、登山チームに上場しまして。
そこに数名の女の子も入ったり。
そのメンバー間でいろいろあったようです。
登山サークルで出会い。
山ガールブームはもう終わったけど、簡単なところから誘ってみては如何だろう?
ちなみに僕は隊長の立場であるのに誰にも言い寄られてません。ま、いいけど。いいんですけど。なんか楽しくないわよね内心。
くやしい思い出が蘇ってきたので登山を続けます。
いいんだ僕は。登山で男を磨くんだ。
城山を出発 10:49
あぁ地面も柔らかく足へのダメージもない。
ここいいですね。歩きやすい。
お、なんかある。
ただの休憩所です。
人はいませんでした。
高速道路が見えました。
近くにいたおじさん達が下り混んでるなーと気にしてたよ。
県外から来たのかな?僕も車で来たかったよ。荷物減らせただろうに。。。
陣馬山まで7キロ。心が折れそうだ。
先へ進む。
栗?
疲れたので足を止めて呼吸を整える。
登山では疲れても歩を止めないのが大切だ。
歩きながら休めばいい。
そうすれば頂上に必ず近づいている。
むかし山で出会ったオッサンのセリフです。
タモリのようなサングラスをしたオッサンでした。
誰かが残してくれたスリップ注意の印。
こーいう痕跡を見逃さないようにしよう。
なぜなら、ズボンは1つしか持ってきてないから。
こんなとこで滑ったらあんた、新宿駅で「あの人漏らしたの?」と勘違いされるから。。。
滑りやすいヘルロード。
キャタピラの跡?乗せていってほしい。
これやけに灰色っぽい写真だなと思ったら、緑以外は白黒になるモードで写真撮ったんだった。
なんか、変ですねこれ。
景色悪いからなんかつまらない。
ちらほらと秋が散見される。
景信茶屋に到着 11:37
机と椅子がたくさんあるので、適当に飯を食べます。
虫よけが切れてきたから再度ふりまく。
ハッカ油。
Tシャツや足、腕、ザックに振りかける。
ここで失敗したのが、口元の汗を袖で拭ってしまったこと。
ハッカを振りまいた事を忘れてグリグリ拭いてしまったので口がすごく痛い。ヒリヒリ。
文では伝わらないけど、その時の僕は唇がミスターポポになったイメージ。痛かった。
下にはトイレあり。
バス停へのエスケープ道あり。
少し登った小屋の上にはまた休憩ゾーンがありました。
けっこうでかいなー。よっぽど人が来るんですね。
あと5.7キロか。遠いなぁ。。。。
僕もほんとは誰かと登りたいんですけどね。
草ボーボー。
この先人が少ないのか?
ガサゴソ
草で皮膚切りそうなので嫌ですよね。
距離を知るたびに心折れる
ここ、左です。まっすぐ行きそうだけど。
陣馬山以外のルートもあるので注意!
こんなのね。
クワガタ専用メープルシロップ。
た、食べないぞ僕は!
登山家の男はこれを見てこう思う。
1本の毛穴からこれだけボーボーだったらよかったのに。。。
こういうの怪しいから信じない方がよい。
トレランって邪魔だなーと思いながら登ってたけど、考え変わった。
それはまた後日に書くとして、トレラン多かったよ。
あいつらほんと早いんだよ。なんか大勢のチームだし。
そんなサークルあんの?軟骨分けてほしい。
小屋が見える。
ただの休憩所でした。
うーんよくわからん。
ようやく残り0.4キロ。
フィナーレは近い。
へへっ!
この先にッ!
聞こえる。
聞こえるぞ。
笑い声が聞こえる!
発電機がうるさいけどこの上だ。
とても・・・大きいです。
陣馬山の山頂! 13:48
感想:とても疲れました。
ピンバッチ好きです。
山頂に来てから日がさしてきました。
暑い中ご飯食べてたけど、すぐ下に屋根のある休憩所があったのね。
以上、山頂の写真。
さて問題です。
下山ってどこから行くのでしょう?
行けばなんとかなると思ってましたがわかりません。
案内板がありません。
来た道を戻ることはもう無理、歩きたくない。
売店のおばちゃんに教えてもらい、すぐ近くに下山ルートがあるらしい。
行ってみよう。
こうして僕はなぜ『遠足は帰るまでが遠足』と教えられてきたのか痛いほどわかるのであった。
教えられた道は狭いそこそこ斜度のある道だった。
看板に従う。
これですよ。。。。。。
伝わりますか?
下山道の斜度がハンパない!
我慢していたけどもう膝が限界。
痛くて痛くて。時間を見てもあと1時間でバスが出る。
早く降りたいんだけど、陣馬山からの下山道はハードすぎる。
そして誰も来ないわここ。
道あってるのかと心配になる。
久しく忘れてたな、ボッチのこの感じ。
石川の里山で修行していた頃を思い出す。
ここは・・・風が静かだな。。。
いや中二病とかじゃなくて、風がなにも吹いてない。
これまではけっこう風のおかげで涼しかったけど。
きついぞなかなか。
お、誰かきた!
道はとりあえず正解だったのか!
と思ったらあっという間に走りすぎていった。
トレランだったのか!
置いてかないでケロ~~。
あんだけトレランのこと邪魔に思ったから罰があたったのだろうか。
トレラン、僕も走れたら走りたいわよ。とりあえず軟骨くれ~。
妖怪ナンコツクレの誕生なのであった。
ナンコツー
ナンコツクレー
ナンコツー
ナンコツクレー
まだバス停に着かないナンコツ。
おじさん2人発見ナンコツ。
きっとこっちで正解だナンコツ。
足、痛くて限界ナンコツです。
道あってるのかほんとに。。。。
家ゾーンに来たナンコツ。
バス停らしきものも看板も見当たらないナンコツ。
T字路にぶつかる。
左に蕎麦屋があるT字路だ。ここを左だナンコツ。
バス停に到着 15:25
ちょっと待て!写真のデータは15:25だったぞ。
バス、待っててくれよーーーーー!ナンコツ
綺麗そうに見えて若干臭いトイレ前の椅子で時間をつぶす。
離れたいけど日陰だから仕方ないのであるナンコツ。
待ってると下山してきたオジサンがいました。
話してみると、僕とは違うルートできたみたい。
そっちは手を使わないと降りれないような傾斜だったらしい。
隊長のルートより大変そうな。
陣馬山からの下山ルートっていったいどうなってんだ?ナンコツ
人気ある山(らしい)からもっといい道あってもいいのに。
あっちに自販機が見えるナンコツ。
嫁くんに悪いから無駄遣いは控える。
バスが16:04に到着
あまりの嬉しさに連写して撮ってしまったけど1枚しか貼らないよ。
夕焼け小焼けという行先もあるらしい。
テレビ番組しか知らんですナンコツ。
高尾駅到着 16:51
バスの中でけっこう寝てました。
寝るの嫌なんですけどね。ナンコツ
ここで登山家のおじさんとお別れ。
僕と同じく東京の人で、車できてるらしい。
おそらく高尾山口駅の方に停めてるんでしょう。
車が正解だよナンコツ。
ちなみに僕は着替えようの服、移動時のサンダルなどを携帯しながらの登山だったので無駄な重量が。
電車登山は初めてだから、そのあたりよくわからんですナンコツ。
新宿に近づいてきた。
これで今回の登山はお終いナンコツ。
帰りの電車は足パンパンで辛かったです。
が、行きの時に恥ずかしかった登山ザックと登山服は気にならなくなってた。
なんでだろうね。
感想
高尾山から陣馬山はけっこうハードだと思う。
多くの人は逆のルートからくるそうです。
その方がいい、だって最後の下山は辛すぎたもの。
最後に高尾山の方がなんだか楽しい気がする。
水は3L持っていったけど半分でよかったかも。
途中に茶屋で買えるからね。
ご飯も行動食だけでよいかも。
途中に茶屋で買えるからね。
茶屋って便利な存在。