たい焼き親子のキャンプブログ

キャンプ道具から登山道具などレビューします

将来きっと役に立つ『野糞』の勧め

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こんにちは。

歩きスマホしてくるオジサンの進行方向に立ち「ん・・・」と中腰で顔を上げ待ってるともれなくオジサンの唇を奪える隊長です、ごっつぁんです。

 
約束通り今回のテーマはこちら!
 

野糞 してますか?

 
嫌ですねぇ、僕もできればしたくない。
でもそんな事いってられません。いつその機会がくるのかわかりませんから!ましてや首都直下大地震、富士山噴火、家計の赤字、妻激怒、家追い出し、そんな緊急事態に備えサバイバル能力を高めていきましょう。
 
今回は人間本来の行動、野糞の話であーる‼︎
 
登山家の方にも是非読んでほしい。野糞をしてこそ真のアウトドアマン。そこにある知られざる作法・マナーを今回は身につけて帰りましょう。

災害時・緊急時に向けて野糞マスター

野糞に必要なモノ

僕は登山が好きです。そして快便です。
しかし登山の朝はとても早く、早朝5時に出発することもザラ。無理やり朝食を突っ込むのですが、スロースターターな僕の腸はうまく動作せず、いつも登山中に活発に暴れ出します。
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俺を出せ、ここから出しやがれ と奴らは僕の✳︎と押し問答。いいえ、出してたまるか、出してなるものかとプルプル頑張ってケツ筋締めても無駄、体が意思に反して出そう出そうとしてくるのです。
 
もう、出してあげましょう。何も怖くありません。
全ては慣れです。
トイレがなくても可能なのです。
 

これだけ用意しよう!

  • トイレットペーパー
  • ライター
  • 折りたたみスコップ(無くても可)
  • 踵の頑丈な靴(スコップの代わり)

トイレットペーパー

足りなくて葉っぱで拭いた経験からトイレットペーパーの優しさがわかりました。

葉っぱって硬くて冷たい、そして小さい。付近に大きな葉っぱがあるとは限らないので必ず持参しましょう。防水袋に入れておくと安心。

それと少し使ったペーパーの方が場所をとらないので携帯にオススメです。

 

ポイント

トイレットペーパーの芯に紐を通し、首からかけれるように輪っかを作っておきましょう。

これで両手がフリーになり、ペーパーを床に置いて湿らす事もありません。

屈んだ時の長さを一度確認しておきましょう。

 
ライター
ペーパーは後世まで残るので必ず燃やしましょう。消し炭にするのです。野糞と一緒に灰にして成仏させましょう。
 
ポイント
周りに燃えやすいものがないか確認しましょう。紙が灰になれば埋めてOKです。念のためペットボトルの水を用意しておくと安心です。
 
折りたたみスコップ
あると便利なアイテム。
地面を掘りくぼみを作る事で安定した脱糞が可能になります。
 
ポイント
それなりに深く掘りましょう。量が多いと靴の方に流れてくる場合があります。
 
踵の頑丈な靴
スコップの代用としてゴリゴリ地面を掘ります。
地面によっては掘れませんがその時は以下で対応。
 
ポイント
地面のくぼみが作れない時は注意が必要です。
地面とお尻の距離が近いと、出したものが塔のように立ち上がり、支えきれなくなると倒れてきます。
この時、靴に倒れてくる場合があるので、出しながら前へ進みましょう。穴が掘れてない時は若干難易度が上がります。
 

知っておくべきマナー

たまに山奥へ行くと、誰か先客の不始末が目につくことがあります。紙をそのままにしてうっかり踏んでしまいそうな配置。ノグリストとして目にあまる光景です。
 

必ず埋める

出した後は他の人が直接踏まないように埋めましょう。それができないなら、踏む危険性の少ない端っこに出しましょう。
 

紙は燃やす

よく燃やされてないモノを見かけますが、紙はずっと残り続けるので灰にして地面に戻りやすくしましょう。全ては大地に還るのです。必ず紙を焼いて灰にすること。
 

野糞の印を残す

俺はここにしたんだ!したんだぞ!と皆にアピールできるよう枯葉を置くか棒を刺すなど後から来た人が分かるようにしましょう。このあたりは臨機応変に。
他人が踏むと可哀想だからね。。。
 

適切な場所選び

場所選びはとても大切です。これまでは個室のトイレでしたが、四方壁のない場所でするわけですから当然落ち着きません。
そして最中は行動不能状態になるため外敵に襲われるとTHE END、安全かつ安心できる場所を探さねばなりません。
 
 
私は見晴らしの良い山の中でした事がありますが、見晴らし良すぎて四方の山々から丸見えだったことがあります。目立つ色のアウターを着ていたことを後悔しました。
また、地元の山では誰もこないと思って登山道から少し入った場所でしていたところ、他登山者に思いっきり見られたこともあります。気まずいったらありゃしない。
 
人生に悔いを残さないためにも適切な場所を探しましょう。
適度な死角、安全性が高く、掘れる地面で平地
これらを満たせば間違いありません。
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姿勢について

野糞ではこれまでと違った姿勢と動きが必要になります。
腰を多めに浮かす
ブツと距離が「近い」ため腰を浮かし、ジョッキーのような姿勢をキープする必要があります。
お尻に着くと悲しいですからね。
 
前へ進みながら出す
同じ場所で出し続けていると、塔のように垂直に盛り上がり最終的に倒れます。たまに靴に向かって倒れます。
そのため強制的に寝かすために少しずつ前進しながら出さなくてはなりません。
進む先は必ず上へ。坂の下へ行くと水分が流れて映画ボルケーノのようになりますからね。
周りの草を踏み潰しておく
野糞をした時に周囲に草があると、跳ね返り飛んできます。
事前に踏んで寝かせておきましょう。一番は草の生えてない場所でするのがいいんですけどね。緊急で場所を探すヒマがなければこれだけ覚えておきましょう。
 

野糞の通な呼び方

雉撃ち

その姿が猟師の獲物を狙う姿に似てる事から雉撃ちと呼びます。男同士なら堂々と「キジ撃ってくるぁ」と宣言して行きましょう。
ちなみに女性の場合は「お花摘み」と言います。
 

ノグる

蕎麦を食べることをたぐると言うように、野糞することをノグると言います。 

このあたりの言葉を知っておくと、「お?こいつノグラーだな」と思われます。
 

野糞を助けるアイテム紹介

トイレットペーパー

紐が付いてないのは不便ですね。改良して首からぶら下げる紐をつけましょう。

そのまま裸で持ち歩くには防水袋に入れておきましょう。
 

ペーパーを入れる防水袋

 

そこそこ大きな防水スタッフ袋だと衣類を入れれるので便利。登山で雨に濡れても着替えを守れるので安心です。

 

穴を掘るスコップ

 

おまけ:野糞バイブル 

一時期アウトドア業界を賑わせた本です。

 
以上、長くなりましたが野糞の勧めでした。
ほんだばね!

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