アウトドア好きなら何かしら目にした事がある木製コップの『ククサ』
僕も例外ではなくアウトドア雑誌でククサを知り欲しくなったのはいいがそのお値段はなんと1万円!
びっくりするくらいボッタクリ価格なコップなわけでこんな高いコップで飲むと一杯飲むたびにこれでコップの数万分の一くらいは元を取れたかなとカウントしそうだしそんなみみっちぃオトコになりたくないわそもそもこんな高いコップぶらさげてハイクしてる雑誌のモデルは所詮スタイルだけなんでしょオシャレ気取りは街でやってくれよアウトドアマンならチタンだ男なら黙ってチタン製品だコンチクショウ!
と手が出ないククサの悪口言いながらチタン製コップにカツンカツン前歯を当てつつ飲んでたのですがやっぱこれ歯ざわり良くないわもっとぬくもりあるコップが欲しいなと思ってたら嫁くんが誕生日だったのでプレゼントしてみました。
まさか僕がククサを買う日がくるとはね。
嫁へプレゼントしたククサ
それがこちらのククサ。
白樺のコブから作られてます。
ククサを大切な人に贈ると幸せになれるとかどうとかいかにも頭のゆるい人たちが信じそうな伝説を付け加えられているけど結局それはククサをつくる白樺秘密結社が流した作り話であり決してそれに流されてはいけない、なぜならククサは高すぎるから。
しかし趣向品として楽しむならそれなりに楽しいし愛着もわくし何より持ち主となった嫁くんより僕の方が大切に使っては油を塗りメンテナンスに気を使ってまいりました。
うむ、こいつなら歯が当たっても優しく包み返してくれる。
チタンみたいにカツンカツン歯をぶつけて痛める必要はないのだ。
時代は変わり・・・
時は流れ僕の誕生日には嫁くんからククサをプレゼントされ、はれて夫婦仲良く個人のククサを使えるようになったわけです。
よかった嫁くんに買ったククサには鹿かトナカイの角がついてるんだけど、最初は随分と獣臭くて耐えられなかったのだ。
買ってもらったククサにはそんな部品は付いていないので安心してコーヒーを飲める。
(ちなみに購入当初は木から塩が滲み出るのでひどくしょっぱいコーヒーになる)
地元のアパートに戻ってみると
そして、このシルバーウィークに金沢の住処に帰ったわけだが。
畳にカビが生えておる。。。。。。
なんてこったい。
日当たり悪い部屋はこうなるのか!
そして食器棚を開くとショック!
ククサにカビがぁぁぁーーー!!
ぐぁぁぁー、凹む!
おじさん湿気を甘く見てた。コップがカビるとは想像もしなかったよ。
あー。
今日は何もやる気起きない。明日洗おう。
みなさんはククサ持ってます?
置き場所には気をつけた方がよいですぞ。僕?もちろんメチャクチャ洗いましたさ。もうカビさせない!