オフロードバイクのイメージってどんな感じだろう?
乗り心地悪そう?
スピードが遅い?
かっこ悪い?
全部正解ですw
単気筒エンジンゆえに振動が激しく、乗ってるだけで疲れてきます。
それにシートが細い!三角木馬かってくらいに尻が痛くなります。
スポーツ系のバイクじゃないので最高速度がそこまで出ません。
高速の安定性も弱いです。最高速を出すと風圧でガタガタ、転倒しそうになります。
あとね、乗ってる姿勢がダサいんだよね。オフロードバイクに乗ると背筋がピーンとなるので、あたかもお殿様が馬をカッポレカッポレ走らせてる感じになります。
でも、オフロードバイクにはロマンがある!
他バイクにない魅力と楽しさが詰まってるんです。
特にアウトドア好きな人には嬉しい魅力ばかり。乗るならオフロードバイクにしましょう、今回はそんなオフロードバイクの魅力をお伝えします!
オフロードバイクは自然と一体
若い頃はよくバイクで友人と山へ行ってました。
面白い林道があればそこを走り、ひらけた場所を見つけたらそこでBBQする。
そこらの枝を切り、串を作り、肉を刺して焚き火で炙る。
同世代がカラオケだコンパだと浮かれてた20代、僕は男らしい遊びに飢えてたので年上のオッサンバイク仲間と遊んでばかりでした。
オフロードバイクには男らしさとロマンが詰まってるのです。
オフロードと名前に冠するだけあって、どんな道でも走れます。
普通のバイクじゃ走れない急な坂道だって登れますし、川の中だって突っ切れます。さすがに川で転倒してマフラーから水が入れば The END ですけど。
こうしてオフロードバイクで遊んでるオッサンっていつまでも若々しいんですよね。僕らはワンパク遊びと呼んでましたが本当にその通り、少年の頃のようなワンパクな遊びが可能です。
弱点は全部メリットである
先ほどオフロードバイクの印象でこう書きました。
「乗り心地が悪い、スピードが遅い、カッコ悪い」
実はこれ、全部メリットに反転するんです。
振動が激しく乗り心地が悪いけど、そのトルクが低速領域を力強くカバーしてくれてます。スピードが遅いのも低速領域が得意だからこそ。最高スピードが低い(120程度は出る)代わりに、低速でずっと走り続けてもプラグがカブることなく勧めます。
この低速ドライブがなかなか新鮮で面白い。
自転車の速度で田舎を走るとすごく楽しいですよ。その土地の時間と空気感を思う存分味わうことができます。
また、三角木馬のような細い座席シートですが、幅が絞られてるので立ち乗りしても安定してます。自転車のような操作感で乗れるわけです。
そのため、シート高が抑えられてるバイクは初心者から玄人向けのバイクだったりします。僕の乗ってたバイク、ヤマハのセローがそれでした。
どこでも走れる安心感
オフロードバイクならUターンも簡単。
重量もないのでコケてもすぐ起こせますし、砂利道になっても問題なく走れます。
これがオンロードのバイクだとそうはいかない。
凹凸の少ないノーマルタイヤなので、砂利道では滑る滑る。
そして土の上なんてとてもじゃないけど走れません、タイヤがすぐ滑って転びます。
昔、ノーマルタイヤのバイク(ビッグスクーター)でキャンプしてましたが、アスファルト以外はまともに走れませんでしたね。。。
いつスリップするのか、ハラハラしながら足を出してゆっくり進むしかありません。
それに比べると
オフロードバイクって最強すぎる!
荒地でも走らせるスキルがあれば災害時も役立つ、そう思ってます。
まとめ
オフロードバイクの魅力が少しでも伝わると嬉しいな。
初心者でも乗りやすく、バイクの魅力をたくさん教えてくれるバイクです。ちょっとした山の細い道でも楽しく走れるので、自然が好きなアウトドアマンにぴったりだと思います。
男のロマン、オフロードバイク。
ぜひ乗ってみてくださいね。次回はちょっと面白いオフロードネタを漫画と一緒に紹介したいと思います。それではこのへんで、ほんだば!