登山において、枝・虫・砂埃そして紫外線から目を守ってくれるサングラスは最重要アイテムとも言えます。特に紫外線には要注意、気づかないうちに目にダメージを負ってます。
そこで目をガードするアイウェア、すなわちサングラスが大切。
とくに紫外線は標高が1000m上がるごとに10%ほど強まります。
参考までに、人気の山の標高はこんな感じ。
- 西穂の独標だと2701m
- 槍ヶ岳が3180m
- 富士山は3776m
特に森林限界2500mからは日陰もないためサングラスは必須。目の疲労度が全然違うので忘れずに装着しましょう。
登山用サングラスの形状は、あらゆる角度から入り込む光をカットするため、目周辺を広くカバーするタイプがおすすめです。
おすすめ登山サングラス
OAKLEY(オークリー)
レンズそのものに紫外線カットが練り込まれており、レンズ表面に傷がついても性能は落ちません。実績、強度、信頼性から強くオススメしたいアイウェアがオークリーです。
(他社メーカーでは表面に紫外線カットフィルムが張られたタイプもあり、傷がつけばそこでアウト)
OAKLEY レーダー/レーダーロック
顔にフィットしやすい曲面レンズ、下にフレームがないため視野が広く感じます。
紫外線は99%以上カット、表面に傷がついても性能に支障ありません。
(レンズそのものが紫外線をカットするため)
どうでもいい話ですが僕の妻も使用してます。
OAKLEY ジョウブレーカー
広いレンズ、前傾姿勢でも前を見やすい新サングラス。
なぜなら自転車用に開発されたから。でも関係ないのです、この独特なデザインを登山で使わない手はない。レンズ交換可、紫外線99%以上カット!
大部分を覆うため安心できるアイウェアです。
OAKLEY RACING JACKET
レンズを気軽に交換できるため気分によってレンズの色を変更可能。
偏光レンズにもすぐチェンジできます。(購入必要) こちらも目の周辺を広くカバーしてくれるアイウェアのため紫外線をモロに浴びることなく安心です。
レンズに空気穴があるので、歩けばすぐ曇りが取れます。
偏光、調光とレンズを選べるのは嬉しい。
Oakley ピットブル
少々ゴツいですが目を包み込むようにフィットします。 サイドからの光も防ぐので使用しやすい、あと顔がゴツカッコよくなります(笑)
TALEX(タレックス)
<特徴>
独自開発した雑光カットフィルターによって、ストレスを上昇させる有害光のみカット。タレックスは眩しくない、よく見える、疲れないを実現した他サングラスとは一線を画するサングラスです。
※リンクからショップに飛びます
レンズの内側にフィルターが挟まれており、傷にも強くレンズの精度も高いためオススメです。 登山サングラスを購入するのであれば、タレックスとオークリーの2つを強く勧めます。
レンズについて
偏光レンズがおすすめ
偏光レンズは光の乱反射をカットしてくれるため、通常のサングラスよりも目が疲れません。長時間日の下を歩く登山では効果がわかります。全然違いますので。
日差しが強い時、照り返しが強く感じる場合は偏光レンズを装着しましょう。
色の薄いサングラスであっても、ブッシュガードなどの意味で使用する方が良いです。ただ、安物はレンズの厚みが一定でない場合が多く、目の疲労に繋がるのでお勧めしません。
明るさによって色の変わる調光レンズも良いのですが、寿命が2~3年のためちょっともったいないかな。
雪山、雪道について
雪による紫外線の反射は直接浴びる紫外線の80%と言われてます。
紫外線99%~100%カットのオークリーまたはタレックスがお勧め。
裸眼での登山は絶対に避けましょう。本当に目を開けられない程のダメージを食うので厳禁です。
そのダメージの規模は翌日朝にわかりますので。目を開けれなくなったりしますから雪山では必ず目の周辺までカバーするサングラスをすること。
オークリーだと広めのサングラスが多く、上下左右をガードしてくれるので嬉しい。
まとめ
登山は登った後必ず下山が必要になります。目の疲労は極力抑えたいところです。
オークリーとタレックスの2大ブランドがオススメ。
他社のサングラスをなぜ勧めないかと言うと、表面に紫外線カットのコーティングをしてるだけの物があるから。
枝や落下で傷がつけばもうパーです。ザックに入れることもあるでしょう、余裕がなくて雑な扱いをするかもしれません。
そんなシチュエーションを考える必要があるからこそ、オークリーとタレックスを勧めます。
(逆に上位の他サイトで、なぜそれを勧めるのかと理由を聞きたいくらい)
個人的にはカッコいいオークリーが好み。大切な目を精度のよいサングラスで保護してあげましょう。ほんだば!