たい焼き親子のキャンプブログ

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「俺は登山を辞める!」山で叫んだ僕に後輩(年収150万高い)が言った言葉が素晴らしかった

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オースオッス!

メースメスメス!

 

お久しぶりな気がする隊長です。

ちょっと聞いてくださいよ。

 

いやですね、お盆に白山へ登ってきたんですよ。

白山、百名山の白山です。

子供生まれてから一度槍ヶ岳に登って、それ以来だから4年振り!

くぅーーーーー!

 

自分の体力の無さを痛感しましたよ。

最後はもう足がガクガク、全然歩けない。

そのくせ(元)会社の後輩はスタスタ下山するんだもん。

僕のプライドズタズタっすよ。

もうね、カッコ悪いけど言いました。

 

「おいら登山辞めるだ!」

 

ありがとうマウンテン!(涙)

後輩の言葉は人生の真理だった

まさか8才も若い後輩に教えられるとは。

でも僕の人生において忘れられない言葉になりました。

 

鍛えた体力がゼロになった日

これ!これが白山!

真ん中に見える赤い屋根の建物は室堂です。

室堂で2,450m

山頂が2,702m

室堂へは4時間、そこから山頂は1時間ほど。

 

とーっても疲れました

 

舐めてたわけじゃないけど、登山を決めてから2週間鍛えてたつもりなので自信ありましたよ。

ヘトヘトになった後輩を励ましながら登り、下山する。そんな光景を夢見てました。

 

 

現実は逆ー!!

僕がヘロヘロ、後輩は元気リンリン。

なにこれ悪夢?

 

違うんだ。

こんなはずじゃなくて、僕はもっとやれるはずなんや。

だって数年前は他メンバーのザックも担いで登ったりしたもん。

重いホットサンドメーカーとホワイトガソリンを背負って登ったり。

たくさんの荷物を背負って登ってきたんだ。

 

それなのに・・・

 

なんだこれ?

 

登山初心者のころに戻ったみたいだ。

 

過去の栄光は呪縛

僕の登山は痛みとの戦いだった。

もともとガリな体型に筋肉を固めた。

貧弱なひざ関節を筋肉のクッションでカバー。

脚にスタミナを溜め込んでようやく登れる。

 

それがこの数年で全部なくなった。

 

あれだけ登れた体が全然言うことを聞いてくれない。

ヘロヘロになりながら、他の人にどんどん抜かされながらの下山は恥ずかしいやら悲しいやら。

もっと動けたのに!

 

つまりだ、

 

過去に囚われてるとロクな事にならない!

 

これはハッとしました。

たぶん後輩はそんなに深く考えて言ってないと思うけど、僕の心を貫いた言葉でした。

過去の栄光を引きずっていると、そこに縛られ人生がつまらなくなる。

ここ、テストに出ます!

 

登山辞めるの撤回!

誓います。

僕は必ずリベンジする!

体を鍛え直し、動ける身体に戻す!

そしてまた白山をカッコよく下山してみせるさ。

 

あ、そうそう、後輩は転職して年収上がりました。

残業で稼いでるのと、ボーナスが僕より年間80万円高いっす。

ゆ、許せねぇ・・・

 

僕は登山を頑張るのと、後輩よりスタイリッシュに下山してやろうと今ここに誓うのであった。よっしゃー!

隊長でした、ほんだば〜。

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