生まれた、生まれたぞぉぉぉぉおおお!
ベイビー、OH!カモンだベイビー!
もういいでしょう、子作りはもういいでしょう。
あとは働いて消耗して家族を養うのみ!
がんばって働くぞーぅ。うっひょー♪
なんちゃって。
今回は生まれてバンザーイと喜んでばかりいられない出来事が・・・
もうね、嫁くん死んじゃうとマジで思ったから。そうなったらどうしよう、今後は悲しいブログに路線変更になっちゃうなと考えちゃったから。(辞める予定はない)
いやー、ほんと生きてて良かった。当日は嫁くんも僕もヘトヘトだし精神的にもボロボロだし。もうあんな思いはしたくないな。
とりあえず嫁ピンチ話はまた後日に書きますが、簡単に書くと出血が止まらずやばかった という感じです。マジでこれ最期のビデオレターとか撮っといた方がいいのかなと思ったり。ほんと精神的にキツかった!内心オロオロ・・・ワナワナ・・・ネットで調べてもやばい的な情報ばかり。
顔面蒼白な気分でしたよ、子供を産んだ結果がこれかい!と。マジ泣きてー!って感じ。
産気づく前は嫁くんが吐いたゲロを拭きつつ「なんで吐くんだw」と穏やかに過ごせたのに。あの時に戻りたいって思ったよ。
ほんと、数日前は平和で楽しい日々だったのに。
出産は本当に命がけ!命をかけて産んでくれてる
今までの出産がうまく行きすぎた。1人目は時間かかったけど産後も問題無し、二人目なんてソッコーで生まれて産後もバッチグー。
3人目・・・あれ?先生の様子ヘン?
嫁くんの(出産後も)お腹が痛くないって発言に先生が反応してた。それが地獄の始まりですわ。
慌ただしく動く助産師の方々、退出させられる私、ヒマだから休憩コーナーで撮影した写真をチェックしつつ漫画を読む。そこに現れる先生、告げられる止まらない出血、このままだと大きな病院への移動になるかもしれない。
え・・・大丈夫っすよね?
「そうなる可能性も、ある」
ん!??どゆこと?
その後書かされた輸血の紙。なんだよ、C型肝炎やHIVに感染する確率ってなんだよ?
もう、僕の心ここにあらずですよ。
嫁くんは動くことは禁止されて分娩台に固定され、両腕に管がつけられ動かせない。酸素吸引のマスクもずっと外してもらえず、何言ってるのか聞き取りにくい。
なんか管だらけでAKIRAみたいだなーと思いつつ、このまま死んじゃったらどうしようってずっと思ってました。大げさかもしれないけど僕には生死の境がわからないからね。このまま血が止まらなければ子宮を取る必要があるってのはネットで調べてわかった。
とりあえず、嫁がこれ以上不安にならないよう「調べたけど別に大丈夫っぽいよ」と言っておく。はぁ、なにこれ?なにこの現実?こんな事になるなんて...
幸せな出産を当たり前と思わない
嫁くんは無事です。入院期間が延びて、「まだ大丈夫ではない」と言われてるけど問題なさそう。安静にしてれば無事退院できるはず。
今回の出産で母子共に健康に生まれてくるってことは約束された未来ではないんだなと思いました。そりゃそうだ、考えていなかっただけで、産んで母親が亡くなる事もあるでしょう。
ドラマにありそうな話だけど今回は本当にそれを意識したし、赤ちゃんだって残念ながら亡くなる場合もあるわけでしょ?なら子供と母親が無事に済むお産って奇跡みたいなもんじゃん。メッチャクチャ有り難いことじゃん。
今回、僕は子供が誕生して喜んだのも束の間、え?なにこの笑えない現実って感じだったよ。もう2度とあんな思いはしたくない。一人目でこんな経験してたらもう二人目作れたかどうか・・・
最後に
出産って女性ばかり怖い思いして申し訳ない。男は命張ってないよね、痛い思いばかりさせてゴメンなさい。
絶対安全な出産って存在しないわけだから、僕みたいにのほほんと同席してちゃダメだ。産んでくれることに感謝して、命張ってくれることに感謝して、産後はたくさん労って。
これから産む予定の女性の方々、マジ頑張ってください。出産するってことは本当にすごいことだと思います。
ちょっと今回は色々と考えさせられた隊長でした。ほんだば!
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