こんにちは、隊長です。
そろそろ登山シーズンですね。
みなさんにとって登山はどんなイメージでしょうか?
や、この画像はちょっと激しすぎですが^^;
僕にとって登山はすごく敷居の高いものでした。
だって体力がないから。1人で行くのも怖いし、知識もないし、誰かと行くにしても登山する友達がいない。
それがたまたま、本当にたまたま知り合ったアウトドアマニアのおかげであれよあれよと登山大好きマンに変身していきました。
知り合ったきっかけは僕の失恋、何が良い出会いに繋がるかわからないものです。今の嫁くんとの出会いもアウトドア繋がりだし、失恋も悪いことばかりじゃないね。
現代に許されたファンタジー世界
僕が自然好きになったのは二十代前半、それは勢いだけで出発したツーリングがきっかけでした。
目的地である乗鞍スカイラインの標高2700mで見た日の出にガツンとやられましたよ。
山で見る日の出って色が全然違うんだよね。
周囲が黄色のような黄金のような色に包まれるんですよ。最初は自分の目がおかしくなったのかと思ったけど、後日現像した写真を見て本当に金色だったんだなとわかりました。
乗鞍の後、白骨温泉を目指して山を下ったんだけど、早朝の木漏れ日のなかを走る頃にはもう自然大好きマンの誕生。
ひんやり清々しい空気のなかをバイクで走るのは最高でした。
あぁ、ちなみに寝る時は夜露で濡れた草の上にダイレクト寝袋だったので最悪でしたよ。夜空は綺麗だったけどテントくらいドンキで安いやつを買っておくべきだったと後悔しました。
百名山 白山へのお誘い
20代半ば、知り合ったアウトドアマンに白山へ登らないかと誘われます。
体力のない自分には無理だと思ったのですが、とりあえず経験してから判断しようと
あの無謀なツーリング以来、とりあえず経験してから合う合わないを決めればよいと考えるように変わりました。
とりあえず登山靴を購入
ナイキのスニーカーで登るわけにもいかないので一万程度の防水シューズを購入。
後からこの靴は全然登山に向かないとわかったのですが、お金がないので結局ソールに穴があくまで履き潰しました。
夏フェスや街で使うには最高なんだけどね。
ビブラムソールなんだけど過信してはいけない悪魔のソールでした。
登山用の靴下はスマートウール
今もオススメするのはこの靴下です。厚みがありクッション性も少しかせげます。
トレッキングポールはクッション付き
膝への負担を減らすためにポールを購入。
今はもうメジャーなアイテムだけど当時はまだ珍しかった。ちなみにショック付きが断然お勧め、腕への負担がぜんぜん違います。
色々使える最強タイツ CW-X
こちらも当時はまだ流行ってなかった商品。
膝への負担と足の疲れを軽減するために購入。今では種類が豊富で迷いますよね。
後の服装は適当。
Tシャツはマックダディだし、ズボンはビームスのハーパン、リュックはXラージの街用...
なんとかなるもんです^_^;
山頂の景色は別世界
2500mの森林限界を突破すると景色が面白い!
高い木々がなくなり見晴らしがメチャ良くなる。
むかーし、幼い頃にドラクエの世界を想像して楽しんでたけど山頂にはそれがあった。
果てしなく、雄大な山々。
登山した人にしか見れない景色。
こりゃハマるわけだ、こんな景色を体験できるんだもの。
青空と緑の草花・・・最高です!
ここを歩いてるだけで心が満たされてくる。本当に幸せな気分になってきます。山って不思議だ・・・
もっともっと山を登りたい
石川でいける近所の山はそこそこ行きました。
が、まだ行き足りない!有名な山がたくさんあります。
こんな絶景をもっと見たい。
小さい頃に想像していた世界が登山の先にあるんだよ。
いくつかの危険な場所もある。
落ちて川に入ってしまえば、その先の雪のトンネルへ流れてしまい死んでしまう場面もあった。落ちないよう声をかけかって慎重に歩いたり。
目の前で岩が転がってきて吹っ飛んだ女の子もいた。
残念なことに僕と嫁へまっすぐ転がってきたので、僕は嫁のザックを掴み、どっちへ放り投げるかギリギリまで見極めたこともあります。(幸い手前で止まりました)
そんな苦労の先にあるファンタジーな景色。
登った人にだけ許された景色。
そんな世界を見るために、幸せを実感するために山に登るのかもしれない。
ただ、僕は高所恐怖症なんだよね。。。
高いところは足がすくんで震えます。マジ怖いっちゅーねん。
これは県外の山。
こんなのやばいってばよ。
いや本当、下手したら石を転がして人にぶつけるかもしれない。
足を置く場所も考えないといけません。
頭のカメラで録画していましたが、見返すとよく登ったなと思います。
公園の遊具じゃないんだから・・・
この杭は本当に抜けないのか?
ヒヤヒヤしながら登ります。三点確保という基本を守りながら崖を登ります。
こんな危険なのに・・・
また登りたいと思ってしまう。
友達と一緒に山へ行きたいと思ってしまう。
登山してると仲間を思いやる心が芽生え、親友になりやすいと思うんだよ。
そこも魅力のひとつですね。素直に色んな事をおしゃべりできます。
みんなも登山に行こうよ!
最高ですぞ。山は本当に最高。
子供がいなかったら嫁くんと登山三昧だったでしょう。10万円くらい嫁の装備買っちゃったし。
ほら、こんな景色を歩けるなんてワクワクしません?
気分は最っ高!
ちなみにこれは長野の山。
高所恐怖症の隊長・・・
嫁との白山登山はあいにくの天気。
人がほとんどいない秋の白山。
冬になるころには入口が閉鎖されます。
僕は昼飯を食べるためだけに登山してました。
暇だと山に登って飯を食う。
周囲からどんどん孤立していくけど、それでいい!
ほぼ毎週日曜はどこかの山を登ってトレーニングしてました。
よく見ると人が歩いてる姿が。
同じ趣味の同志という感覚、そう思うとまた幸せな気持ちになってきます。
若かりし頃の隊長↑
いかがでしょう?
ちょっとは登山もいいかなーと思いました?
そう感じてもらえると嬉しいです。
こんな綺麗で映画のような世界、未体験だなんてもったいないですぞ!
それではいつか山の上で。ほんだば!