前にソロ登山とチーム登山について書いた続きです。
前回はソロ登山、今回はチーム登山について書きます。
さて、みなさんには登山仲間はいますか?
ソロ専門の人もいれば、人と一緒じゃないと登らないって人もいると思います。
どちらも一長一短です。
ソロ登山なら気に入った景色で足を止め、好きなだけ撮影したり、コーヒーを飲んでみたり。チーム登山なら道中賑やかで楽しいんですよね、みんなでの食事も楽しい。
今回はそんなチーム登山について語っていきます。
チーム登山のデメリット
あえて悪い話から書いていきます。
良い面ばかりでなく悪い面もしっかりあるので、そこを踏まえてチーム登山を楽しみましょう。気をつけるとより快適なチーム登山になると思います。
はい、まずは、
みんなのペースに合わせるため無理しやすい
みんなで行くと他人にペース合わせる事が必ず起きます。
こっちは体力ないのに元気な人が登り坂をグイグイ登ったり、とかね。
先頭にリーダーを配置し、体力ない人が2番手にするのですが、遠慮してダウンしたりする人もいるんだよね。
他にも先頭になった人が「急がなきゃ!」と考えペースを上げてしまい、結果的に数人がダウンして動けなくなるということも。
(僕もやらかした事があります)
なのでレベルの高いチームにはそもそも参加しない。
安心できる人としか登らない。
遠慮なく言える間柄であること、そしてリーダーは自分の判断で減速を言えること。
信頼関係のないチームだとこれが最初の難関になります。
天気が悪くても気を使って撤退しにくい
登山口に到着、もしくは登山中に天候が悪くなる場面に出くわすことがあります。
これが大勢の登山だと「やっぱ中止にしよう」と言い出しにくいものなんですよね。。。
僕もなんどか土砂降りの登山を経験した事があります。
1日だけの低山アタックなら下山中に雨が降っても平気ですが、気持ちの良いものではありません。
ずぶ濡れでテンションダウン。
隊列が乱れ、後ろに伸びます。
連絡が後ろまで届かなくなるのでかなり危険です。
そのため最後尾には信頼できる経験豊富な登山メンバーを配置しましょう。
決して初心者を残さないよう心がけることが大切です。
大勢のため油断しやすく、危険への意識が低下
ソロだと集中して歩くのですが、団体になるとちょっと危機意識が低下する傾向があります。つまり、ソロなら平気な道でも、チームだと足を滑らせてケガをする場合があるのです。
会話に集中するあまり足元が疎かになりやすいので気をつけるように。
また、他人を信用しすぎるのも要注意です。
僕の友人の話ですが、下山時に「このツタに捕まるといいよー」と言われた女の子がそのツタを掴み、そのままツタが切れてそのまま落ちていったことがあります。(無事でしたが)
このように、結局は自分の判断で行動しましょうw
遅い人ほど休憩が取れない可能性
登山ペースの遅い人がいる場合、リーダーは注意してください。
仲良し少数グループでもこれには要注意。
足の速い人はサクサク登り、後からくる仲間を待ってます。
大人数チームだと、先頭を歩いてた人ほどゆっくり休憩ができて、最後の人ほど休憩できない場合があります。
つまり、最後尾の人が到着してすぐに出発する人がいる、ということです。
まぁ数分は休憩できるのですが、明らかに足りてない、休憩時間が足りてない!
ケガに繋がる行為なので気をつけるように。
チーム登山のネックに体力差が出やすいというものがあります。
先を進む人ほどのんびり休憩ができ、遅い人ほど休憩時間が短くなるという悪循環。こうならないよう、時間にゆとりを持った登山を心がけましょう。
なぜかリーダーと話してくれる人がいない
これは僕だけかもしれませんw
なーーーぜか僕と会話するより、後ろで和気アイアイしてるメンバーが多いような気がします。
なぜだ、リーダーとも会話してくれよぅ。。。
そう、こうした理不尽な孤独にも耐えれる精神が必要なのです。
決して不機嫌にならないように。
みんなのために、良い登山になるようリーダーは頑張りましょう。
それ以外の人は、ボッチで登ってるリーダーに優しく声をかけてあげてくださいね。
きっとその人は喜びます。
チーム登山のメリット、良さ
なんといっても楽しい!
いろんな人と会話ができる、会話しながらだと疲れにくいんですよね。
会話できるペースが登山に適した歩き方なので、疲れずにグイグイ進めます。
詳しい登山家から色んな話を聞けるのも魅力です。
美味しい昼ごはん、一緒に登った仲間との交流はかなり楽しいです。
いつの間にか登山グループで恋愛感情が生まれるのも面白いw
数回登山を繰り返してると、親密度がかなり上がるのでオススメです。かなりオススメです。
チーム登山 まとめ
このようにデメリットもしっかりあるチーム登山ですが、メリットはかなり大きいので機会があれば是非友達を誘って登ってみてほしいです。
仲良しグループになって女の子も増えると、新しい女の子の参加もあります。これがなかなか熱い!笑
可愛い子がくると男子メンバーのテンションも上がって面白くなります。
中年だけでなく若者も、よき登山ライフを!隊長でした、ほんだば!