ずっと前から欲しかった広角レンズがあります。
シグマ製の「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
ようやく手に入ったので使用レビューです。
広角レンズの中でも超広角の部類、これほど広く撮影できるレンズはそう多くありません。というか全然ありません。
見よ、このレンズの存在感!
標準レンズもそれなり広角ですが、建物や集合写真を撮影する時はけっこう後ろに下がらないと全体が入りきらない事がしばしば。
そんなわけで超広角レンズを入手。これがあれば世界を切り取ることも可能ですぜ(言い過ぎ)
超広角ズームレンズ SIGMA 8-16mm DC HSM
購入で悩んだ広角レンズはこの2本
シグマ 10-20mm F3.5
シグマ 8-16mm F4.5-5.6
8-16mmを選んだ理由
まず10-20mm(35mm換算だと15-30mm)のレンズですが、充分広角ですし、F値3.5と室内でも使いやすい明るさです。
そして8-16mm(35mm換算だと12-25mm)はF値で考えれば4.5-5.6と暗い部類になります。室内では使いづらく、ISOを高めて使わないとキツイ。(実際キツかった)
これら2本のどっちを購入すべきか非常に悩んだのですが、超広角の世界を知りたいと思い8-16mmの超広角を選びました。ここまで広角なレンズはそうそうありません。
長いカメラ人生、超広角を経験しておくのも必要と思うので、今でもこの選択は間違えてなかったと思います。
8-16mmレンズ 撮影写真の特徴
どうやら見た目は魚眼レンズ(フィッシュアイ)に近い、しかし写真は魚眼のそれとは全然違いました。それは10mmを超えた超広角、もはや別次元のレンズです。
福井のお寺で撮影してきたので、何枚か載せてみます。
作例1 野外
肉眼で見える範囲がそのまま写真に収まるイメージです。
超広角は両端が若干歪みます。
これは広角最大まで広げてる場合にそうなります。
16mmに近づけると気になる歪みではありません。ちなみに個人的にはこの歪みも超広角ならではなので結構好きです。
このように撮影していて面白いと感じたのが、
広角レンズ特有のダイナミックな景色を見せてくれることです。
作例2 室内
お寺の天井もこの通り。
暗いレンズですが使い方によっては印象深い写真を撮れます。
これ、スリコギ棒です。
標準レンズでは絶対に収まらなかったのに超広角ならしっかり撮影できました。
SIGMA 8-16mmの感想
メリット
- 標準レンズじゃ撮影できない範囲までカバーできる描写性能は圧巻
- ダイナミックな写真が撮れる、かなり楽しい
- 観光旅行で大活躍
デメリット
- F4.5-5.6なので室内だと暗く感じる
- 望遠を切り捨てたスタイル
- 重量があり重い(0.5g有り)
旅行好きな友達がずっと広角を使ってるという発言にも納得できる利便性。
こんなにも面白いのならもっと早くに買っておけばと思っております。
これまで行った旅行や登山で役立ったろうなぁ、もったいない事をしました。
少々重いレンズですが、望遠レンズとそう大差ないので特に問題なし。
もっと迫力ある写真を撮りたい、雄大な景色をもっと伝えたいと考えてる方にピッタリな1本だと思います。
明るさを優先したいのであればこちらですね。
重量は同じくらいですが、F3.5ならではのボケ撮影も可能とのこと。
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