たい焼き親子のキャンプブログ

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書道漫画『とめはね』がメチャクチャ面白いので超おすすめ!

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期待せずに読んだ『とめはね』という漫画、これにどハマりしました。

もうね、ラブコメ・青春・そして文化系の部活なのに熱い!

生徒たちが最初はメチャクチャ下手くそなのに少しずつ成長していき、クライマックスはなぜか泣けてくる。

ハマりすぎて嫁くんに書道の話ばかりしちゃったよ(嫁くんは書道経験者で字がめっさ上手いんだ)

 

そんなわけで、今回は『とめはね』をみんなに紹介します。

(最近マンガネタばかり書いてるなw)

 

とめはねっ! 鈴里高校書道部(1) (ヤングサンデーコミックス)

 

隊長のオススメ!大人も楽しめる良作です

書道!

興味ある?

 

ぶっちゃけ興味ないよね(^_^;)

だははは、ぶっちゃけ無いよ書道。

字を書くだけやん?炭、じゃなくて墨か、あれ擦って黒い液体で字を書くわけやん。

僕は字を書くの超苦手だからねぇ、書道の楽しみが意味わからん。

 

 

ところがどっこい!

 

 

書道 超習いてぇ〜!

 

これがミーハーというやつかw

価値観がガラリと変わった、もうグルングルン回ったよ。

書道ってすごい!というか漫画のおかげで感動した、文字の力に感動した!

 

最初は「けっこう地味な漫画だな、でもちょっと面白いから読んでいこう」という感想だったのに僕をここまで変えるとは。この漫画の力はすごいよマジ。

 

最初は廃部寸前のありがちパターン

まぁ書道部ですからね・・・

よく知らんけど、マイナーなイメージだし部員も少ないっす。

うむ、リアルだ。実際は知らないけどw

 

このままじゃ廃部だって流れで主人公が捕まりメンバーにされてしまいます。

お約束パターンだけど面白い、この作者は話の展開がほんとうに上手かった。

 

さらに主人公の右手をケガさせた縁で柔道娘も入部。

 

ただし字が下手という。。。

まぁ僕も人のこと言えないんだけどね。

主人公はこの女の子に一目惚れしており、他の生徒や女子生徒も絡むラブコメ要素もあります。なかなか優秀なラブコメで面白いですぞ。

 

所々に笑える話をもってくるw

作者うまいな〜と思うところに、絶妙なポイントで笑える要素を持ってくるんですよ。

これなんかは部長が賞をとった式典での1コマ。

 

審査委員のお偉いさんの前で写真を撮るという暴挙w

その中にいたのは書道のメチャクチャ偉いお爺ちゃん先生、知り合いです。

 

顧問の先生や他部員が心配してると・・・

あかんwwww何回見てもここで笑うわ。

こういった流れが絶妙に置かれてるのでうっかり笑ってしまうのです。

書道という真面目なテーマなのに笑えるってどうよw

 

書道の歴史・知識もすごい

あまり興味のない分野ですが中国の歴史やら日本の歴史やら教えてくれます。

顧問の先生が得意げに語るのですが、口の悪い部員(2名)に毎回冷やかされてます。僕もあまり興味ないのでその辺はスルーするのですが、たまに面白い歴史話や出来事を教えてくれるので良いですぞ。

 

実在した先生や、本物の書が出てきます。

博物館に展示されてるような書も出てきます。

 

これがね〜、すごいね!

この漫画を読んでると書道への価値観が変わり、本物の書を見てみたくなった!

まったく興味のなかった僕をここまで変えるって凄くない?

 

主人公のスランプとクライマックス

物語の終盤で主人公がとある書を見ます。

その作者は上のコマに出てきた文字と格闘してる人。

このお爺さん先生が若い頃に出会い、その結果しばらく筆をとれなくなるほど衝撃を与えた相手。博物館でその人の書を見てしまい、衝撃で主人公はスランプになってしまいます。

 

 

僕もショック受けたわw

 

これまで『とめはね』を通して色んな書(本当に上手い人が書いたモノを使用してる)を見てきたけど、終盤で見たその書はどれよりも異質で力強い。

さらに書かれてる内容が凄まじいんだ。

 

読んでると泣けてくるような、凹むというか・・・

 

日本人みんなに読んでほしいくらいの衝撃作品なんだ。あれは誰でもショックを受ける、もちろん読者もショックを受ける。

 

まぁ主人公はそのスランプを乗り越え、自分の答えを見つけて最終決戦に向かうんですけどね。その主人公の作品も素晴らしい、マジで泣ける。

 

てか泣けた!

 

少しずつ実力をつけ、真面目に書道に取り組む姿を読んできたから泣けた!

なんだよ・・・書道ってマイナーな趣味じゃないのかよ。

運動部くらいに熱くて感動しちゃうじゃねーかよ。

 

 

書道への見方が180度変わりました。

 

書きたい作品、評価される作品

ここはクリエイターな人に当てはまると思うシーン。

教えてくれてる先生と生徒の意見がぶつかるシーンです。

大会で評価される傾向を調べて書くべきか、自分の道を突き進み己の書道を書くべきか。生徒たちの素直な意見は僕たち大人にも突き刺さります。

 

社会にでるとね・・・我慢して成果物を作ることもあるよね。

生徒はこの問題にどう決着つける???

 

そうそう、あとこの言葉も良かった。

誰にも真似できない自分の個性を完成させれば何年たっても価値あるものになるよって感じかな。僕も自分にしか書けない面白いブログを作れたらいいなぁと思いました、はい。

 

このようにタメになる話だったり教養に良い話だったり、はたまた青春だったり色んな面白みが詰まった漫画です。

 

書道したくなる漫画『とめはね』

こんなにも素晴らしい漫画に出会えて僕は幸せだ〜。

人生に影響を与えてくれる漫画ってそう多くないと思うんだ、だけどこの『とめはね』はそれを与えてくれた!最高だぜ。

 

 

面白い漫画を読みたい人、是非読んでみてちょ!

生徒たちの成長ストーリー、クライマックスでは一緒に泣こう。

書道ってすごい、素晴らしい、そして古代の人との繋がりでもある。

あなたの価値観をさらに進化させてくれる漫画、間違いなし!

 

そんなわけで、今日はこの辺で。

近所の書道教室を調べてる隊長でした、ほんだば!

 

<追伸>

たまにマンガワンという漫画アプリで公開されるようです。

2018年10月8日現在も公開中。よかったらチェックしてみてね。

 

マンガワン
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