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たい焼き親子は空飛ぶ夢をみる

アウトドアとカメラの金沢ブロガー

性格が濃いと言われるから普通になりたかった

雑談
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爽やかな人になりたかった。
でもね、ダメだったんだよ。






僕が中学生だった頃、ある漫画にハマった。
それは姉の持っていた動物のお医者さんという漫画で、花とゆめという雑誌に掲載されていた漫画。

少女漫画のはずなのに恋愛要素が全然ない、無いどころかコメディ漫画?
かわいい動物たちの声にならない声、破天荒な祖母、個性的なキャラクター、ものすごく面白いんですよ。

あまりにも面白くて何度も読み返したんどけど、その中で印象的だったのが漆原教授の言葉。

「なりたい自分になればいい」

こんな感じのことを言うんだよ。
これは衝撃だった。


なりたい自分になる??


ちょうど自分の立ち位置、性格、交友関係を意識し始めた思春期。
自分のキャラを変えるなんて思ったこともなかった。か、可能なのか?憧れる人間に自分の中身を変えるなんて。

そして選択した。





僕は変な人間になる道を・・・





これは僕の人生においてもっとも大きな失敗だと思う。
なぜ変な人間を選んだのか。
なぜもっと爽やかなキャラにならなかったのか。
もっと知的なでクールなキャラにならなかったのか。
そのせいで僕は40歳を超えても下ネタと下品な話が好きなのだ。

心震わせたアイアンジャイアント

同じく若い頃に出会ったアイアンジャイアントというロボットアニメの映画。
レトロな雰囲気のアニメだけどメチャクチャ面白い。この映画でも同じようなことを言っている。

「なりたい自分になるんだ」

ロボットは破壊兵器としての宿命を受け入れるのか、それとも憧れていたヒーローになるのか?

そして選択した。





僕は石川1のど変態になる道を・・・






後悔の日々

先日のあの時、オフ会に行った時のヤケドを忘れない。
僕が登場するやいなや、みんなのウワァ・・・という声にならない声を。

愛想笑いしてたみんなの顔を。

もはや空気、それもそうさ、不人気ブロガーに話しかける価値なんてない。
何も得るものはないのだから。

いたたまれず、僕は泣いた。

大の男が人前で泣いた。

そして1人だけ先に帰った。

これでいい、自分にオフ会なんてリア充な行動は似合わなかったのだ。

僕が外に出たあと、お店からは楽しそうな笑い声が聞こえていた。

あぁ、その笑い声の空間を僕も共有したかった。


なぜ他人とコミュニケーションを取れる人間にならなかったのか。
なぜハードコアなエロスを求めてしまったのか。
なぜお尻に入れたポッキーはイチゴポッキーになって出てくるのか。

その答えはわからない、出てこない。

この性格はなんだ、選択ミスはもうリカバリーできないのか?それとも前世の罪なのか。
あがなうことのできない車輪に巻き込まれ、今日もヘトヘトになりながら帰路に着く。

他人と交流できる人間が羨ましい。

職場の先輩に「お前濃いなwいやー濃いわw」とパシャパシャ写真撮られた過去が恨めしい。
「俺の携帯お前だらけや」と言いながら僕の濃い写真を見せてくる先輩が恨めしい。

いや違う、それもこれも濃いと言われる自分の性格が災いしているのだ。

空気のように、存在がないようになりたい。

黙っていれば生け花のような存在になりたい。

黙っていても、悪魔人形のように扱われる自分の存在が恨めしい。

イケメン・・・せめて人並みに生まれたかった。

小学生の頃に美川憲一のモノマネをしたせいで口がものすごく歪む。

あの頃の自分をビンタしてでも止めたやりたい。

将来気づかずに美川憲一の顔になってるから辞めなさい、と。

刃牙のモノマネしていた大学時代に戻りたい。

顔に変な迫力でるから辞めなさい、と。

あぁ、来世は頑張ろう。
人並みな普通の性格になれるように。
さっぱり爽やかな人になれるように。

知らず知らずにハードモードのステージに突入してしまったようだ。

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