たい焼き親子のキャンプブログ

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雪山登山にチャレンジ | 初心者の装備について考える

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こんにちは、隊長です。

石川県に住んでいた頃、ちょうど初心者でも登りやすい冬山がある事を知ってからはよく登ってました。

その時の経験を踏まえ、わかった事をここに残していきたいと思います。

でも遭難には気をつけましょう。僕は一度雪の日に遭難しかけて本当に危なかったので。。。

 

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今回は、前回記事の続きになります。

雪山登山はまず身近な山で必要な道具と装備を考えよう【スノーシュー編】 - たい焼き親子は空飛ぶ夢をみる

 

前回はスノーシューについて書きましたが、今回は服装について書いていきましょう。
 

ハードシェルの悩み

冬の山に登ろうと思うと、ハードシェルを購入するかどうかでまず悩みます。
ハードシェルは高機能なアウターで、およそ8万円以上します。街で着るには確実にオーバースペック、それを買っていいものかどうか。。。
 
しかし、手持ちのレインウェアでもなんとかなるかもしれません。
 
ゴアテックスのレインウェアなら防水透湿性に優れ、汗の湿気を外に逃がしてくれるため天候にさえ気をつけていれば冬山でも十分使えます。
ただし、登山当日がピーカンな青空であることが必須条件ですが。
 
雪が降っている、曇り空、雨が降っている時の冬山登山は辞めておきましょう
雪・雨の両方を経験していますがロクなもんじゃありません。霧がでて帰り道をロストし、ただ疲れるだけの酷いものでした。というか死にかけました。 
たまたま登山家と遭遇したから良かったものの、1人で無謀に進むのは辞めておきましょう。
 
服は暖かく乾きやすいものを
冬の雪山はかなり汗をかきます。
しかし、いかに汗をかかずに登るかがもっとも重要です。
空気は乾燥していますが、衣類の乾きが夏よりも落ちるため服を濡らさないよう気をつける必要があります。
 
ジッパーで熱を放出できる服装がオススメです。
ファイントラックの服なんていいですね、あれはよく考えられています。細かく服装を重ね着することで汗をどんどん外に逃がす、理想的な登山服です。ただ揃えると高つくのでほどほどの登山服で良いでしょう。

このあたりの服はあると便利です。不快な服のベタベタをけっこう防げます。

自転車でも使えますね。
 
服装は、乾きが良くて体温調節可能なものを選びましょう。


マムートマスコット欲しい。

 

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サングラスは必須

冬山の紫外線は夏山よりはるかに多くなります。雪の反射があるため、通常の1.5倍〜2倍近い紫外線を浴びると言われています。
サングラスはもちろん、日焼け止めクリームも欲しいところです。
 
サングラスはレンズそのものに紫外線カットが練りこまれているオークリーをオススメします。信頼性と形の好みからですが、我が家には4本のオークリー
日本人向けモデルならフィットしやすいです。
このあたりはお店で試着し、目に覆い被さるタイプがいいですね。隙間から光が入り込まないタイプを探しましょう。

どこのメーカーかは伏せますが表面をUVカット加工してるだけのサングラスもあります。その場合、そこを傷つけると紫外線が入り込むので効果が薄れてしまいます。

その点オークリーはガラスそのものがUVカットしてくれるので安心なのです。
 
 

手袋は五千以内でOK

グローブは消耗品なのであまり高価な物を買うのはもったいない!
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) モンブラン S ブラック BD71060

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) モンブラン S ブラック BD71060

BLACK DIAMOND(ブラックダイヤモンド)BD77060 ミッドウェイト ブラック M

BLACK DIAMOND(ブラックダイヤモンド)BD77060 ミッドウェイト ブラック M

ブラックダイヤモンド、お勧めします。

一万越えになるとハードな雪山用になります。500mで晴天の日にしか登らないのであれば五千円くらいのグローブで十分です。
ちなみに私はこちらを愛用。

 

スマートフォンを触れるので便利です^_^

あまり分厚いと手が熱いですからね。低山雪山ならこのくらいの手袋で十分です。
そこそこ通気性もあるので蒸れません。
 

雪山で使うトレッキングポールについて

ポールの先にはスノーバスケットを装着

ポールの先にはバスケットを装着しましょう。

こーゆー手裏剣のようなもの。これがないとポールが埋まる埋まる。

それと先端のゴムは外しておかないと雪に刺した時に外れる可能性があります。
 

ストックはネジ式を使ってはいけない

雪山で使ってはいけないストック、それはロック部分がネジ式のタイプです。

↓こんなやつ

 

雪山ではストックが雪に刺さります。

ストックを繰り返し雪に刺しているとネジ式ロックが緩み出すので要注意。

雪山ではレバー式ロックのストックを使いましょう。

 

こんなタイプです。

エアクッション付きは凍って破損する可能性があるそうなので、クッション無しが良いかも。ちなみに僕はクッション有りを使ってますがまだ壊れてません。

夏山を登るならクッション付きをオススメしたいところです。。。高いからね。

 

最後に

いかがでしょうか?
いい山さえあれば、雪山はぐっと身近な存在になります。
冬の晴天の日に友達と登山に行ってみましょう。
ただし、天気予報をしっかり確認して、確実に雪の不理想のない晴天の日に行くこと。
 
それさえ守ればきっと素敵な景色があなたを待っています。
 
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雪山は最高ですよ〜。
それまで避けてたのが勿体ないくらい綺麗な景色を堪能できます。
仲の良い登山仲間とぜひ挑戦してみてくださいね。
 
ではこの辺で、隊長でした。ほんだばね!

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